一般会計総括

平成27年度本市の一般会計・特別会計決算の実質収支は、総じて黒字となりました。一般会計決算額は、歳入230億2,975万円、歳出221億3,649万円で、前年度と比較して歳入5,036万円、歳出4億8,892万円の増加となりました。なお、実質収支は、歳入歳出の差引から翌年度に繰り越すべき財源の5,339万円を引いた実質収支額は、8億3,987万円となりました。

一般会計の主な歳入を前年度と比較すると、市税は、個人市民税が6,884万円(1.4%)、法人市民税が9,367万円(12.2%)、固定資産税が780万円(0.2%)、市たばこ税が1,165万円(2.7%)、都市計画税が848万円(0.9%)の増収となったため、市税全体では1億9,366万円(1.7%)の増収の118億9,806万円で、過去3番目に高い水準となりました。
市税以外につきましては、株式等譲渡所得割交付金が2,489万円(37.1%)、地方消費税交付金が5億3,449万円(71.7%)、自動車取得税交付金が2,065万円(57.4%)、ふるさと納税を含む寄附金が4,580万円(3,180.6%)の増収となり、繰入金が8,412万円(△25.0%)、市債が6億2,210万円(△29.7%)の減収となりました。

歳出では、平成27年度は第6次総合計画の初年度であり、同計画が目指す将来像『安らぎ・にぎわう 住み良さを誇れるまち「輝くまち みんなの知立」』の実現に向け下記の施策を推進しました。
●議会費(議会の活動に要する経費)
議場システム整備事業 4,454万円
●総務費(事務管理、財産管理、防犯などの経費)
ホームページシステム更新事業 2,631万円
公共施設のあり方検討事業 320万円
社会保障・税番号制度中間サーバー負担金及びカード関連事務 2,505万円
●民生費(生活保護、医療、手当等の福祉、保育などの経費)
生活困窮者自立支援事業 1,274万円
上重原保育園・逢妻保育園保全事業 1億113万円
●商工費(商工業の推進、観光事業等の経費)
プレミアム付商品券発行費事業補助金 5,064万円
●土木費(道路・橋・公園などの都市整備環境のための経費)
野外彫刻プロムナード15周年記念事業 446万円
花園八橋線整備事業 1億2,411万円
才兼池整備事業 3,805万円
知立駅周辺土地区画整理事業 14億4,335万円
知立連続立体交差事業 3億3,750万円
知立山土地区画整理事業 7,843万円
●消防費(消防、救急などに係る経費)
業務継続計画策策定事業 551万円
防災カルテ・防災マップ作成事業 1,764万円
●教育費(小・中学校の施設整備、文化会館などに係る経費)
35人学級の5年生への拡大事業 3,220万円
猿渡小学校グランド整備事業 2,280万円
小学校・中学校屋内運動場非構造部材落下防止改修事業 6,221万円
南中学校北棟校舎大規模・トイレ改修事業 3億4,429万円
更新日:2023年08月31日