災害時相互応援協定について

更新日:2023年08月24日

災害時相互応援協定

知立市は、災害時に備えて「災害時相互応援協定」を、県外の6市と結んでいます。

この協定は、大規模災害などで被害を受けた場合に、お互いに助け合うという内容のものです。

知立市では東海・東南海・南海地震の発生が危惧されていますが、いざとなった時には、こうした県外の自治体との協力体制も非常に重要となってきます。

 

相互応援協定先一覧(2019年4月1日現在)下呂市のみ2019年5月1日現在
自治体名 人口
(人)
世帯数
(世帯)
面積
(km 2
協定締結年月日 知立市との
距離(km)
長野県伊那市 68,020 27,607 667.93 1995(平成7)年5月15日 約170
福井県鯖江市 69,374 24,474 84.59 2013(平成25)年1月31日 約180
富山県魚津市 41,943 16,951 200.61 2013(平成25)年2月7日 約300
岐阜県下呂市 32,254 12,171 851.21 2013(平成25)年11月20日 約140
石川県能美市 50,053 18,904 84.14 2014(平成26)年1月30日 約260
滋賀県栗東市 69,560 27,951 52.69 2014(平成26)年2月4日 約130

上記自治体名をクリックすると、各自治体の公式ホームページへリンクしています。

 

市の概要

長野県伊那市(いなし) 

伊那市は、日本列島のほぼ中央部、東に南アルプス、西に中央アルプスに囲まれた長野県南部に位置しています。
工業は、近年では先端技術型企業が躍進し、農業は米や野菜・花などの大規模産地としての地位を築き、商業も上伊那の商圏の中心として高い集客力を誇っているなど産業のバランスのとれたまちです。
観光面では、中央自動車道から便利な西部高原地域に「伊那スキーリゾート」、レーシングカート場「ラリーキッズ伊那」があります。
なお、特産品としては、ローメン、ソースカツ丼、ざざむしなどが有名です。

福井県鯖江市(さばえし)

鯖江市は福井県のほぼ中央に位置し、北は福井市、南は越前市に隣接するものづくりのまちです。
東西約19.2キロメートル、南北約8.3キロメートルにわたり、そのうち多くが平坦地で、東部および南北の一部が山地となっています。そして、市の中央を南北に細長く低い丘陵が延び、これに沿って市街地が形成されています。
眼鏡、漆器、繊維を三大地場産業とするものづくりのまちとして、また自然を生かした潤いのある人間味豊かなまちとして、堅実な発展を続けています。
また、オープンデータ化の推進やJK課など先進的な事業を展開しています。
特産品は、吉川ナス、サバエドッグ、ソースカツ丼などがあります。

富山県魚津市(うおづし)

魚津市は、富山県の東部に位置し、北西には富山湾が広がり、「蜃気楼・埋没林・ホタルイカ」が本市の三大奇観としてよく知られています。
南東部は、山岳地帯で、これらの山々からいくつもの河川が富山湾に流れています。市域の約70%が標高200メートル以上の急勾配な山地で占められ、台地から平坦地、海岸へとおだやかな斜面を形成しています。
海岸線は比較的平坦で、その延長は約8キロメートルですが、海中では、海底が急傾斜となり深層まで落ち込んでいます。そのため、魚の種類も量も豊富で魚津の名のごとく県下屈指の漁場として広く知られています。

岐阜県下呂市(げろし)

平成16年3月1日に、旧益田郡の萩原町、小坂町、下呂町、金山町、馬瀬村の5町村が合併して下呂市が誕生しました。
岐阜県の中東部に位置し、清流飛騨川、馬瀬川が南北に流れ、2,800メートルを超える大きな標高差が多種多様な自然を生み出しています。
「下呂温泉」をはじめ、通年営業の温泉では日本一標高の高い「濁河(にごりご)温泉」など、市内には8か所の温泉があります。

石川県能美市(のみし)

能美市は石川県の南部、加賀平野のほぼ中央に位置し、金沢へは北東約20キロメートルの距離にあり、南には日本海側の拠点「小松空港」がある小松市が隣接しています。市の北側には標高2,702メートルの白山から流れ出る手取川と梯川に挟まれた扇状地と、日本海に面した美しい海岸線があり、南側には白山山系に連なる、なだらかな丘陵地である能美丘陵を擁する、海・川・山・平地に恵まれた、非常に豊かな地勢です。
産業では、華やかな色絵で、加賀前田藩の絢爛たる文化を今に伝える九谷焼で知られています。
また、ウルトラマンシリーズなどを手がけた脚本家の佐々木守氏や米国メジャーリーグでも活躍した松井秀喜氏が出身としても知られています。

滋賀県栗東市(りっとうし)

滋賀県の南部に位置し、市の北部は平坦地、南部は緑豊かな山地となっています。国道1号・8号、名神高速栗東ICやJR琵琶湖線栗東駅などにより、交通の要衝として、製造業・商業・流通業など数多くの企業が立地し、京阪神への通勤圏として人口増加が続いています。
平成13年10月1日、滋賀県内8番目の市として「栗東市」が誕生。「ひと・まち・環境 ともに育む『健やか・にぎわい都市』栗東」の実現に向け、まちづくりを進めています。
市内には、JRAの栗東トレーニングセンターがあることで「馬のまち」として有名です。


 

締結市との位置関係

(イラスト)締結市との位置関係

 

 

協定締結式の様子

(写真)伊那市との協定締結式の様子

伊那市

(写真)鯖江市との協定締結式の様子

鯖江市

(写真)魚津市との協定締結式の様子

魚津市

(写真)下呂市との協定締結式の様子

下呂市

(写真)能美市との協定締結式の様子

能美市

栗東市との協定締結式の様子

栗東市

協定の内容

応援協定の内容としては、下記に挙げる項目について、お互いに支援することとなります。

  1. 被災者の救出、医療、防疫、施設の応急復旧等に必要な物資、機材及び車両の提供
  2. 食料、飲料水、生活必需物資その他の生活物資並びにそれらを提供するために必要な機材及び車両の提供
  3. 被災者を一時収容するために必要な施設の提供及びあっせん
  4. 応援に必要な職員の派遣
  5. 災害救助ボランティアのあっせん
  6. 被災児童生徒の受入れ
  7. 前各号に掲げるもののほか、特に要請のあった事項

協定市の選定理由

協定を結ぶにあたっては、

  1. 南海トラフ巨大地震の影響が大きくないこと
  2. 愛知県下の他の市町村と協定を締結していないこと
  3. 高速道路などを通り半日以内で到着出来ること
  4. お互いが望む応援体制が取れ、維持していけること

などを考慮し話を進め締結に至っています。

お問い合わせ先
安心安全課 防災係
〒472-8666
愛知県知立市広見3丁目1番地
市役所3階16番窓口
電話:0566-95-0160
ファックス:0566-83-1141

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