特殊詐欺に注意してください
知立市内では、詐欺の前兆電話が多数確認されていますが、近年では公的機関等の職員を騙る手口が増加しています。あなたやあなたのご家族が被害に遭わないように、下記のポイントに注意しましょう。
相手の身分を疑いましょう。
まずは落ち着いて相手の所属と氏名を確認して一度電話を切り、警察署や市役所等に電話することで実在の職員か本人確認しましょう。
慌てずに本人確認して、詐欺師とできるだけ会話をしないようにしましょう。
詐欺師はIP電話(050から始まる電話番号)や携帯電話を多用する傾向があります。本人確認の際は固定回線(0566等から始まる電話番号)から電話して確認しましょう。
職業別詐欺の見破りポイント
市職員
「還付金」「払い戻し金」といった手続きで、職員がATMを操作するよう指示することは絶対にありません。
「手数料」「預り金」といった名目で職員が現金を預かることも絶対にありません。
「書類を送ったが回答がなく、期日が本日までなので電話した」とあたかも事前に通知したかのように装い、「期限は本日中」と焦らせる手口も見られます。落ち着いて電話を切り、警察に通報しましょう。
※最近は市役所だけでなく、税務署、財務局、内閣府といった普段なじみの薄い公的機関を騙る手口も増加していますが、どの公的機関の職員であってもATMの操作を指示したり現金を預かることは絶対にありません。
警察官
警察官が暗証番号や残高をきくことは絶対にありません。
キャッシュカードを封筒に入れるよう指示することは絶対にありません。これはカードをすり替える詐欺の手口です。
警察官が現金やキャッシュカードを預かることも絶対にありません。
「詐欺グループを逮捕したらあなたの個人情報を持っていた」これは不安を煽って冷静な判断を困難にする手口です。落ち着いて電話を切り、警察に通報しましょう。
銀行員・銀行協会職員
銀行員等が、キャッシュカードのことで電話をかけることはありません。また、訪問してキャッシュカードを預かることも絶対にありません。。
銀行員等を名乗り、「キャッシュカードを新しい物に交換する必要がある」などと言う電話は全て詐欺です。警察官等を名乗り、「後ほど銀行協会の職員が伺う」という電話も全て詐欺です。
百貨店従業員
百貨店から「あなたのカードで買い物をした人がいる。」「不審者があなたのカードを持っていた」等と電話をかけることはありません。
電話や自宅へ訪問する等して口座番号や暗証番号を確認することはありません。
心配な場合は、百貨店に直接確認してください。
医師・病院職員
「息子さんを検査したところのどにポリープがみつかった」等の電話をかけ、その後息子等を騙る電話をかける手口があります。これは声が違うことに不審感を抱かせないための手口です。「腫瘍」「喉頭がん」等の話が出たら十分に注意してください。
ナンバーディスプレイ機能等迷惑電話対策機能付きの電話機を活用しましょう。
詐欺師が嫌う「録音機能」等、迷惑電話対策機能が付いた電話機が市販されています。
知立市では対策機能付電話機の購入者に対し補助金を交付しております。
詳細は下記のページをご確認ください。
最新の詐欺の手口を知ってください
知立市では詐欺の前兆電話や被害に関する情報を入手した際は、メール配信サービスにて皆様に広報しています。詐欺の手口は日々変化していくため、下記のメール配信サービスに登録して最新の情報を入手してください。
なお、過去に配信した情報につきましては市のホームページから確認できます。
公的機関を騙る特殊詐欺に注意
特殊詐欺といえば息子や孫を騙る「オレオレ詐欺」が広く知られていますが、実際には公的機関騙りの手口が増加しています。
詐欺かどうか判断に迷う場合は警察に通報するか、下記の問い合わせ先までご相談ください。
更新日:2024年02月19日