特定外来生物「ヒアリ」について
愛知県内での特定外来生物「ヒアリ」の発見
平成29年5月26日に兵庫県尼崎市において強い毒性を持つ南米原産の特定外来生物「ヒアリ」が国内で初めて確認されました。その後、6月16日に神戸市ポートアイランドのコンテナヤードで「ヒアリ」の個体が確認されました。
愛知県では平成29年6月30日に名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナル(弥富市)敷地内で、「ヒアリ」の生息が確認されました。(国内3例目)
ヒアリの特徴

(画像:環境省)
- 体長は2.5mm~6mm程度
- 全体は赤茶色で腹部が黒っぽい赤色
- 原産地は南米。米国、中国、台湾など環太平洋諸国に分布が急速に拡大
- 亜熱帯~暖温帯に生息し、草地などの比較的開けた環境を好む。
- 土で直径25~60cm、高さ15~50cmのドーム状のアリ塚を作る。雑食性で、節足動物、小型脊椎動物、樹液、花蜜などを餌とする。
ヒアリと疑わしいアリを発見したら
市民の皆様が生活する地域にヒアリが生息している可能性は低いと思われますが、万が一、ヒアリと思われるアリを見つけた場合、強い毒を持つため触らないようにしてください。
ヒアリかどうかの判定は、環境省及び県が相談窓口を開設しています。
下記連絡先に詳細を伝え、ご確認ください。
環境省ヒアリ相談ダイヤル
環境省では、国民の皆様への正確な情報発信及び不安の解消のため、ヒアリ相談ダイヤルを開設しています。
ヒアリ相談ダイヤルでは、国民の皆様からの相談内容に基づき、ヒアリの可能性について回答させていただきます。(疑わしい場合は、必要に応じて写真やサンプル等の提供お願いする場合がございます)
電話番号 0570-046-110
(IP電話の場合)06-7634-7300(一般電話)
土日祝日を含む毎日(ただし12月29日から1月3日を除く)午前9時から午後5時まで
※通話料は発信者の負担となります。
愛知県環境局環境政策部自然環境課野生生物・鳥獣グループ
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン)
ファックス 052-963-3526
E-mail shizen@pref.aichi.lg.jp
ヒアリに刺されたら
刺された直後20~30分程度は安静にして、体調に変化がないか注意してください。
体質によってはアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。容体が急変したときは救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診してください。
更新日:2023年09月25日