市内の消費生活トラブル事例紹介

更新日:2024年01月12日

消費者トラブルは身近で起こっています!

実際に消費生活相談センターに寄せられた相談の中で、よくある相談内容の事例と対処方法について掲載しています。

☆インターネット・電話・通販関連

【架空請求】
相談内容:知らない番号から電話があり、スマートフォンの料金を請求された。身に覚えがなくこのまま放置しても問題はないか。

対処方法:不特定多数に向けた架空請求のメールや電話がよくあります。お金だけではなく、個人情報の収集を目的としている場合もあります。身に覚えのない場合は決して反応しないでください。

【携帯料金サービス】
相談内容:安くなると言われてスマートフォンの乗り換えを行ったのに、契約時とは違う料金を請求された。解約したい。

対処方法:携帯電話の契約は非常に複雑でわかりにくいです。不必要な特約が入っていないか、解約時に料金が発生しないか必ずチェックしてください。

【定期購入】
相談内容:ネットショッピングで1回限りのつもりで商品を購入した。2回目が届いた時点で定期購入であったことに気が付いたので解約したい。

対処方法:初回のみは定価の半額以下という広告が数多くありますが、そのほとんどが定期購入です。解約可否や解約手数料等を契約時に必ず確認してください。

【通信販売】
相談内容:ネットショッピングで商品を購入したが届かないうえに、連絡も取れない。対処法が知りたい。

対処方法:通信販売は特定商取引法のクーリングオフは適用されません。大手通販サイトに掲載されているからと安心せず、相手企業の住所や連絡先、口コミなどを確認してください。支払いが個人名義の銀行振り込みの場合は特に注意が必要です。

☆金融関連商品・サービス

【仮想通貨】
相談内容:暗号資産を勧められたが、投資額が高額すぎるため詐欺ではないか心配である。

対処方法:暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではありません。暗号資産の取引を行う場合、事業者が金融庁・財務局から行政処分を受けているかを含め、取引内容やリスクについて利用する事業者から説明を受け、十分に理解するようにしてください。暗号資産交換業者は金融庁・財務局への登録が必要です。

マッチングアプリ等で知り合った人から投資の勧誘を受けても安易に投資しないようにしましょう。

☆住居関連サービス

【引っ越し業者による対応トラブル】
相談内容:引っ越しを頼んだ際、いくつか荷物が無くなっていた。業者に連絡をしても返信がなく対応が悪いことが不満。

対処方法:トラブルが生じた場合の業者の範囲責任や免責等に関する事項が書かれている約款を確認し、業界団体に問い合わせてみるようにしましょう。

【自宅の造園工事】
相談内容:家の庭の整地を依頼した際に、見積もり額と請求額があまりに違いすぎる。高額すぎて支払うことができないので困っている。

対処方法:工事の価格は使用する部材や工事個所の面積等により異なるので、消費生活センターで価格の妥当性は判断することはできないため、専門の相談先を知立市消費生活センターではすることができます。今後は、複数の業者から相見積もりを取り、工事内容や価格を比較検討しましょう。

【マンション購入】
相談内容:中古マンションを購入した際、虫が大量に出たり設備が機能しないなど不具合が多すぎる。相談先を教えて貰いたい。

対処方法:契約書や購入時の説明の詳細を確認する必要があります。知立市消費生活センターでは、宅建業協会の相談窓口と欠陥住宅被害の連絡先、移住地の法律相談案内をすることができます。

【契約後に音信不通】
相談内容:害虫駆除業者と契約を結んだが、契約期間が終わるまでに業者と連絡が取れなくなってしまい、困っている。

対処方法:業者と連絡が取れない場合は、残念ながら当所で対応することはできません。業者が倒産した場合は、返金を求めることは難しいです。契約する際は、長期契約のリスクも考えて契約しましょう。水漏れ等、水回りのトラブルは修理に急を要することも多いです。トラブルが起きてから慌てないように、トラブルに備えて地元のあらかじめ信用できる業者を調べておくことをお勧めします。

☆商品・その他サービス関連

【保険】
相談内容:親が生命保険を何度も加入と解約の契約をされている。不正な解約が行われていないか。

対処方法:保険会社と話し合いをしてみたけれどトラブルが解決しない場合は、国の指定を受けた「指定紛争解決機関」である生命保険協会の生命保険相談所を無料で利用することができます。

「生命保険相談所」と検索して、生命保険協会のホームページを参照してください。

【エステサロン】
相談内容:契約していたエステサロンが倒産した。施術をこれから受けられなくなる為、お金を支払いたくないのだがどうしたらよいか。

対処方法:契約回数の施術を受けている場合は、契約金額全額の支払い義務があります。未施術でクレジット決済をしている場合は、信販会社に相談してみることになります。エステ業界は倒産や廃業の多い業種といえます。契約する際は、長期契約のリスクも考えて契約しましょう。

知立市の消費生活相談窓口「知立市消費生活センター」

商品やサービスに関するお困りごとや、契約上のトラブル、悪質商法に関する相談など、消費生活全般に関することをご相談いただけます。

開所時間等の詳細については、以下よりご確認ください。

お問い合わせ先
経済課 商工観光係
〒472-8666
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市役所2階8番窓口
電話:0566-95-0125
ファックス:0566-83-1141

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