宅地造成及び特定盛土等規制法（盛土規制法）について

盛土規制法の概要

令和3年7月に熱海市で発生した土石流災害を契機に、土地の用途にかかわらず危険な盛土等を包括的に規制するため、盛土規制法が令和5年5月26日に施行されました。
同法では、盛土等に伴う災害から人命を守るため、宅地、農地、森林等の土地の用途にかかわらず、盛土等により人家等に被害を及ぼしうる区域を規制区域に指定することとされており、規制区域内で一定規模以上の盛土等を行う場合は、あらかじめ工事の許可申請や届出が必要となります。

盛土規制法に基づく区域の指定及び規制の開始（規制開始日：令和7年5月9日）

 愛知県が盛土規制法に基づく規制区域を、令和7年5月9日に指定（政令指定都市、中核市を除く）し、法の運用を開始しています。知立市では全域が「宅地造成等工事規制区域」に指定され、許可申請等の手続を本市で行います。詳しくは下記リンク先でご確認ください。

許可等の対象となる工事

盛土規制法に基づく規制区域内において、以下に示す工事を行う場合は、あらかじめ許可又は届出が必要です。

【許可を要する工事】

【届出を要する工事】

（以下の全部又は一部の除却工事）
　・擁壁若しくは崖面崩壊防止施設で高さ2m超
　・地表水等を排除するための排水施設又は地滑り抑止ぐい等

（公共施設用地を宅地又は農地等に転用した場合）
　※盛土規制法の許可を受けたものを除く

※詳細は「盛土規制法に係る許可等の手引」を参照してください。

許可申請等の手続

　許可又は届出の対象となる工事を行う場合には、愛知県の許可申請等の手引及び設計指針の内容を確認し、必要な手続を知立市都市計画課で行ってください。

※開発行為の許可（みなし許可）を受けて行われる工事については、知立市建築課にお問い合わせください。

申請様式

申請様式については、下記リンク先をご参照いただき、適宜、知立市長宛てに変更してください。

手数料

知立市手数料条例に基づき、下記の手数料が必要となります。許可又は中間検査申請書の受付時に納付書を発行しますので、指定金融機関でお支払いください。

許可申請手数料

変更にかかる手数料は、下記に掲げる額を合算した額とする。ただし、その額が660,000円を超えるときは、660,000円を限度とする。

(1) 宅地造成又は特定盛土等に関する工事に係る設計の変更

　　盛土又は切土をする土地の面積に応じ上表に規定する額の1/10

(2) 盛土又は切土をする土地の追加に係る設計の変更

　　追加される盛土又は切土をする土地の面積に応じ上表に規定する額

(3) その他の変更　12,000円

変更にかかる手数料は、下記に掲げる額を合算した額とする。ただし、その額が132,000円を超えるときは、132,000円を限度とする。

(1) 土石の堆積に関する工事に係る設計の変更

　　土石の堆積をする土地の面積に応じ上表に規定する額の1/10

(2) 土石の堆積をする土地の追加に係る設計の変更

　　追加される土石の堆積をする土地の面積に応じ上表に規定する額

(3) その他の変更　12,000円

中間検査申請手数料

許可の要否に係る事前相談について

盛土規制法に係る許可要否の確認については、以下のチェックシートをご活用ください。また、このチェックシートは、建築基準法に基づく建築確認等の各種法令に基づく許認可等の手続において、盛土規制法に係る許可が不要であることを説明する際の資料としてもご活用ください。

許可要否判定チェックシートを用いても許可等の要否が分からない場合、以下の事前相談専用フォームより知立市都市計画課に事前相談してください。なお、事前相談については、原則として相談フォームによるものとし、相談書様式に、相談内容をできるだけ具体的に記入していただいたうえで、内容に応じて必要書類を添付してください。