野外彫刻プロムナード展2006作品紹介(第7回)
第7回展示作品の紹介
作品
「うつくしくさくために」

【制作者】滝純(TakiJun)
【制作者からのコメント】
人が美しくあること、それは、いったいどういうことなのか、いったい何ではかれるのか。その答えがないまま、それでも美しくありたいと願う人は、前への一歩をやめようとはしない。
「ラララ」

【制作者】近藤章子(KondoShoko)
【制作者からのコメント】
自分の感情をおさえて、伝えないのが優しさだろうか。
思ったことを言うことが優しさだろうか。人間は考える。笑っていても、怒っている人がいかに多いか。人は残酷だ。恐いけれど、愛おしい。
「微笑む人」

【制作者】山本真由美(YamamotoMayumi)
【制作者からのコメント】
私は人の表情にとても興味があります。人の表情は周りの人に大きな影響を与えます。その中でも、微笑んだ人の顔を見ていると私自身とても落ち着き、自分の顔もいつの間にか自然と微笑んだ顔になります。この大きな顔の作品を見てぷぷっと笑ったり微笑んだりしてくれればうれしいです。
「ICE CUBE」

【制作者】白井圭(SiraiKei)
【制作者からのコメント】
固体が液体になるとき、私は不安を感じます。それは液体が全てを飲み込んでしまうような、恐怖を感じるからです。地球はあと何年経ったら海に飲み込まれてしまうのでしょう。私は、そんな未来もそう遠くない気がします。
「疾走」

【制作者】三宅瑞州(MiyakeZuishu)
【制作者からのコメント】
この作品は目標に向かって進む人をイメージした作品です。
私はものごとに取り組む時、その目標に向かって歩いたり走ったりする姿を思い浮かべます。
どんどん勢いをつけて気持ちよく疾走するという自分への期待を込め、この作品を作りました。
「未・変化」

【制作者】梅本洋子(UmemotoYouko)
【制作者からのコメント】
変化するということとは、どういうことなのか。あるものが一定の時間変わらないでいて、あるとき変わることをいうのだと思う。しかし、変わらないでいる状態とは、点を集めれば線になるように、同じ状態を繰り返していることであり、それは小さい変化とも考えられる。そして大きな変化が起こったとき、「変化した」というのではないか。小さな変化を少しずつ繰り返して、積み重なってできる石は彫るときも少しずつ変わっていく。
更新日:2023年08月21日