野外彫刻プロムナード展2022作品紹介(第23回)
野外彫刻プロムナード展2022~パティオ池鯉鮒~
野外彫刻プロムナード展とは
野外彫刻プロムナード展とは、知立市文化会館パティオ池鯉鮒の進入道路(エントランスロード)両側の歩道に毎年6体ずつ彫刻を展示する企画です。
このプロムナード展は、知立ライオンズクラブのご協力を得て平成12年度から始まり、今年で23回目となりました。今年も、愛知県内4大学(愛知県立芸術大学、愛知教育大学、名古屋造形大学、名古屋芸術大学)のみなさまに御協力いただき展示しています。大人も子どもも楽しめる作品たちが、多くの人に見てもらいたいと楽しみに待っています。
なお、展示作品については、展示期間終了後、制作者との相談により、作品を購入していただくことができます。また過去の展示作品でご購入を希望される方がございましたら、お気軽に都市計画課へご相談ください。
開催概要

会場
知立市文化会館 パティオ池鯉鮒 エントランスロード
会期
2022年9月17日~2023年9月15日
主催
野外彫刻プロムナード展振興運営委員会
共催
知立ライオンズクラブ
後援
知立市文化協会、知立市教育委員会、知立市
事務局
知立市役所都市計画課
2022展示作品の紹介
「大地への恵み」
制作者
木原 大貴(Kihara Daiki) 名古屋芸術大学 学生
制作者からのコメント
僕は普段、陶の素材が持つ『美味しそう』をテーマに制作しています。『こんな、美味しそうなものあったらいいなぁ~わぁ、食べてみたいなぁ~』そんな作品を今後とも土の持つ温かみや質感を大切に作っていけたら良いなと思います。
「こころがら」
制作者
松岡 真矢(Matsuoka Maya) 名古屋芸術大学 大学院生
制作者からのコメント
制作していく過程でしか見ることのできない内側の形の変化や土の状態に魅力を感じます。この作品は抽象的に形づくられる空間に入り込みたい感情をテーマに、土の優しい表情や柔らかさを意識して表現しました。
「踠」

制作者
松木 大悟(Matsuki Daigo) 愛知教育大学 卒業生
制作者からのコメント
数少ない好機をもがきながらも掴み取ろうとするイメージで制作しました。指の隙間から好機がこぼれ落ちてしまわぬように、百足と融合し、必死に繋ぎとめようとしています。百足の怪しく機械的な姿や、手のひらの肉感にこだわって作成しましたので、是非ご覧ください。
「大吉」

制作者
杉山 青緋(Sugiyama Haruhi) 愛知教育大学 大学院生
制作者からのコメント
私にとって大切な生き物である猫を作りました。全ての猫に苦しみが少なくあるように、沢山の幸福があるようにと願いを込めた作品です。高いところに乗ることが大好きな猫のために、立派な台座もあつらえました。優しい表情と丸いお腹がチャームポイントです。
「けしきとどうぶつ」

制作者
古賀 利城(Koga Toshiki) 名古屋造形大学 学生
制作者からのコメント
雲の形が犬に見えたり遠目の人がただの塊に見えたり、誰しも持っている他人とのズレを意識して制作しています。
「ただ おおぞらを みつめている」

制作者
今川 理恵(Imagawa Rie) 愛知県立芸術大学 大学院生
制作者からのコメント
作品を制作する時、「愛らしく心地の良い存在」を常に意識しています。それを表現するには柔らかくて有機的造形が得意な「陶土」という素材が一番適しています。また、焼くことで物理的に熱を持った土は、窯から出てくる瞬間に生き物が生まれたような感覚にさせてくれます。そんな素材の良さを活かし、見た人がほっとする作品を目指しました。
野外彫刻プロムナード展設置場所、パンフレット
野外彫刻プロムナード展2022案内図
野外彫刻プロムナード展2022パンフレット(PDF:1.6MB) (PDFファイル: 1.7MB)
- 知立市文化会館 パティオ池鯉鮒の場所は、下記のHPアドレスでご確認ください。
展示作品に関するお問い合わせは、知立市役所都市計画課都市企画係までお願いします。
電話0566-95-0129(直通)
芸術体験のできる街並みのご紹介
いままでに野外彫刻プロムナード展で展示された作品や新しく展示された作品が、丁凪公園、図書館と新地公園の間の散策路(公園通)、鳥居公園などに設置されています。
こちらの作品も制作者の皆さんが丹精こめて制作された作品であり、皆さんに愛され大切にしていただきたい作品です。
今回紹介しました「芸術体験のできる街並み」に関する詳しい内容は、知立市公式ホームページで紹介されています。こちらもぜひご覧下さい。
市内に展示されている野外彫刻作品の案内図
野外彫刻MAP(PDF:761KB) (PDFファイル: 761.0KB)
更新日:2023年08月22日