第1回野外彫刻清掃
市民参加による野外彫刻清掃活動報告
平成24年11月11日(日曜日)に、市民参加によって、公園通り一帯の野外彫刻の清掃活動を実施しました。
参加者は、彫刻の作家さん、愛知教育大学の学生さん、市民合わせて12名で実施しました。

清掃したのは、大理石でできた「かばのもあもあ」と「ハッケヨイ」です。
樹液等による染みやよごれが目立ってきていることから、耐水ペーパーで磨くこととしました。
また、周辺のゴミ拾いも併せて行いました。

まずは、「かばのもあもあ」製作者の高崎雅代さんより、作品の磨き方についてレクチャーを受けます。
「かばのもあもあ」は、「ハッケヨイ」よりきめが細かい仕上がりで、いきなり粗い耐水ペーパーで磨き始めると、時間内に仕上がらない可能性があったため、慎重な作業が必要でした。

「ハッケヨイ」の方は、最初から粗めの耐水ペーパーで作業開始。そのため、比較的すぐに汚れが取れました。

なかなか汚れが落ちない!
それでも、普段めったに触ることのない作品と向き合い、黙々と作業をしていると、不思議と愛着が湧いてきます。

こちらは「ハッケヨイ」。水で流して汚れを確認。だいぶ綺麗になりました。

かばのおしりとあごを研磨中。
何だか、かばが気持ちよさそうに見えてきます。
雨と風が強くなってきたので、早めに終了。
わずかな時間しか磨けませんでしたが、それでも、大理石の模様が際立って、つるっとした仕上がりになりました。
紅葉した新地公園や公園通を眺めながらの作業は、「芸術の秋」にふさわしい体験となりました。

更新日:2023年08月22日