野外彫刻プロムナード展2016作品紹介(第17回)
野外彫刻プロムナード展2016~パティオ池鯉鮒~
野外彫刻プロムナード展とは
野外彫刻プロムナード展とは、知立市文化会館パティオ池鯉鮒の進入道路(エントランスロード)両側の歩道に毎年6体ずつ彫刻を展示する企画です。
このプロムナード展は、知立ライオンズクラブのご協力を得て平成12年度から始まり、今年で17回目となりました。今年は、愛知県内芸術系大学(愛知県立芸術大学、愛知教育大学、名古屋造形大学、名古屋芸術大学)のみなさまに御協力いただき展示しています。大人も子どもも楽しめる作品たちが、多くの人に見てもらいたいと楽しみに待っています。
なお、展示作品については、展示期間終了後、制作者との相談により、作品を購入していただくことができます。また過去の展示作品でご購入を希望される方がございましたら、お気軽に都市計画課へご相談ください。
開催概要

会場
知立市文化会館 パティオ池鯉鮒 エントランスロード
会期
2016年9月25日~2017年9月22日
主催
野外彫刻プロムナード展振興運営委員会
共催
知立ライオンズクラブ
後援
知立市文化協会、知立市教育委員会、知立市
事務局
知立市役所都市計画課
2016 展示作品の紹介
「中編の冒険ごっこ」
制作者
南村 遊(Minamimura Yuu) 愛知県立芸術大学卒業生
制作者からのコメント
自身の生きている存在場所と、そこに根付く文化や思想や感情等を明確にする為に作品を制作している。さらに、彫刻は私にとって、この分かりにくい問題を分かりやすくビジュアル化していく方法である。どこにもアイデンティティを見出せない私が、確信を持てる新しいそれを発見するための作品だ。
「キリン」
制作者
増田 かおり(Masuda Kaori)名古屋造形大学卒業生
制作者からのコメント
テーマは私の中の動物園です。ごく一部ではありますが、私の中のこうだったら面白そうだな、もしかしたらこんな感じになってたかもしれないという想像からできています。当時好きだった粘土で、私の中の一部を表現しました。少しでも皆様が興味をもって見てもらえたらと思います。
「声」
制作者
加藤真浩(Katoh Masahiro)名古屋芸術大学卒業生
制作者からのコメント
手で触れ、土の声を聞いてください。
「擬態」
制作者
久野孔仁子(Kuno Kuniko)名古屋芸術大学卒業生
制作者からのコメント
自分の好きなものを好きなもので好きに作るその楽しさが少しでも伝えられたら嬉しいです。
「もがく男」
制作者
岡本 正稔(Okamoto masatoshi)愛知教育大学卒業生
制作者からのコメント
この作品は人体の動きや筋肉の連続性を意識して製作しました。なにか恐ろしいものの存在に気づいて身を翻して逃げようとする瞬間を動きのみで説明したかったので、頭部は付いていません。まだまだ至らないところはありますが、大学の卒業制作という通過点としては満足しています。
「大地の柱」
制作者
坪井 勝人(Tsuboi Katsuhito)名古屋造形大学名誉教授
制作者からのコメント
大地から揺らめき柱状に立ち上がる姿「時の連続性」を、そして柱の上には、次の世代の世界を象徴するイメージとして卵型としました。
野外彫刻プロムナード展設置場所、パンフレット配付場所
野外彫刻プロムナード展2016案内図
野外彫刻プロムナード展2016(PDF:543KB) (PDFファイル: 543.1KB)
- パンフレットは、知立市文化会館、リリオコンサートホール、市役所1階市民課、4階都市計画課などに置いてありますのでご自由にお持ちください。
- 知立市文化会館 パティオ池鯉鮒の場所は、下記のHPアドレスでご確認ください。
展示作品に関するお問い合わせは、知立市役所都市計画課都市企画係までお願いします。
電話0566-95-0129(直通)
芸術体験のできる街並みのご紹介
いままでに野外彫刻プロムナード展で展示された作品や新しく展示された作品が、丁凪公園、図書館と新地公園の間の散策路(公園通)、鳥居公園などに設置されています。
こちらの作品も制作者の皆さんが丹精こめて制作された作品であり、皆さんに愛され大切にしていただきたい作品です。
今回紹介しました「芸術体験のできる街並み」に関する詳しい内容は、知立市公式ホームページで紹介されています。こちらもぜひご覧下さい。
更新日:2023年08月21日