屋外広告物について

屋外広告物とは、

常時（土地や工作物などに定着して表示する）又は一定の期間継続して（5日を超えて）屋外で公衆に表示されるはり紙、立看板、広告板、広告塔などの一定の観念、イメージを伝達するものをいいます。これらが独立して設置される場合はもちろん、建物その他工作物などを利用して表示される場合も含まれます。また、表示の内容が営利的なものには限定されません。
様々な屋外広告物は、 日常生活に必要な情報を提供し、街に生き生きとした表情をもたらします。その反面、屋外広告物が無秩序に設置されると景観が損なわれ、また落下、倒壊等により事故が起こることもあります。これらを防止するため、屋外広告物について、表示の仕方や場所などにルールが定められています。

屋外広告物を設置する際は、事前に規制区域や内容を確認し、おおよその計画案が準備できたら相談をお願い致します。

なお、屋外広告物条例に基づく設置許可以外に建築確認申請、道路占用許可等が必要な場合があります。

屋外広告物を設置する場合には、

原則として許可申請が必要です。一部許可申請が不要な場合もあります。許可基準には広告物等の種類に関係なく共通した「共通基準」と広告物等の種類ごとに定められた「個別基準」があり、双方に適合する必要があります。 知立市では愛知県屋外広告物条例に基づき、屋外広告物の許可事務等を行っています。

愛知県屋外広告物条例のしくみについての詳細は、下記のリンクをクリックしてください。

屋外広告物の計画

愛知県から屋外広告業登録を受けている業者でなければ、愛知県内（名古屋市、豊橋市、岡崎市及び豊田市の区域を除く）で屋外広告物の表示・設置をすることができません。広告主になる場合は、屋外広告業登録を受けている業者へ依頼してください。愛知県の屋外広告業者一覧は、下記の愛知県公園緑地課のホームページで確認することができます。

自ら屋外広告物を表示・設置する場合にも、事前に相談してください。

平成30年7月1日に施行された屋外広告物条例及び規則の改正により、 「安全点検の義務化」 屋外広告物を表示、設置又は管理している方は、当該屋外広告物（一部の簡易広告物を除く）の劣化及び損傷の状況を点検しなければならないです。また、許可を受けている屋外広告物の許可更新時の 「安全点検報告書の様式改正」 により点検項目が増加し設置年月日、点検日及び点検者の記載が必要です。2021年（平成33年）7月1日からは、 高さ4mを超える屋外広告物は「有資格者による安全点検義務化」 されます。

下記の手続き内容に応じて、申請手続きをお願い致します。

下記の書類（正副2部）を作成し、提出してください。（郵送可）

1. 屋外広告物表示等許可申請書（様式1）
2. 表示又は設置の場所が記載された位置図
3. 形状、寸法、材料及び構造に関する仕様書及び図面
4. 色彩広告面模写図（意匠図）
5. 土地又は物件の所有者等の承諾書（借地の場合）
6. 建築物、工作物の構造図及び立面図（建築物、工作物に表示又は設置する場合）
7. 広告物毎に電飾の有無及び総表示面積を明記した計算表（小数点第2位以下切捨て）

審査後、支障なければ通知書と手数料納付書を送付します。納付の確認ができましたら、副本と許可証票の送付を致します。副本は保管いただき、許可証票を広告物へ貼付けてください。

許可期間満了後も継続して広告物を表示する場合は、許可期間満了の10日前までに下記の書類（正副2部）を作成し提出してください。（郵送可）

1. 屋外広告物更新許可申請書（様式2）
2. 屋外広告物安全点検報告書（様式2の2）（広告物の種別ごと、3ヶ月以内に実施したもの）
3. カラー写真（全ての広告物に対し、3ヶ月以内に撮影したもの）

軽微な変更又は改造する場合を除き、変更又は改造する場合は、下記の書類（正副2部）を作成し提出してください。（郵送可）

1. 屋外広告物変更等許可申請書（様式3）
2. 新設申請に必要となる図書のうち変更又は改造に係るもの

屋外広告物を除却した場合は、屋外広告物除却等届出書（様式第10）を遅滞なく届出をしてください。（郵送可）