水道施設の耐震化について

更新日:2024年01月19日

水道施設の耐震性能、耐震性の向上に関する取組について

平成23年10月3日に「水道法施行規則の一部を改正する省令」が公布され、水道事業者が水道の需要者に対して、水道施設の耐震性能及び耐震性の向上に関する取組等の状況を毎年一回以上、情報提供することが義務づけられたことから、知立市水道事業における取組状況についてお知らせします。

安全で安心な水を安定して供給するために、施設の整備を進めていきます。

配水施設の耐震化状況

知立市水道事業では、平成13年度より市内の浄配水場施設(2箇所)の耐震化を行なっています。その他ポンプ施設や電気計装設備等の老朽化に伴う更新においても、計画的に実施していきます。また現在、国の基準による配水池容量の確保、愛知県水の受水箇所を増やすことによる地震災害時のリスクの分散と安定供給及び応急給水拠点の確保のため、市内2箇所目となる西町配水場(配水池容量3,000立方メートル)が平成25年度末に完成し、平成26年6月11日から運用開始しております。これにより、平成26年度から配水池の耐震化率は83.4%となりました。

 

令和3年度末における配水池容量及び耐震化率
総配水池容量 (立方メートル) 耐震化済容量 (立方メートル) 耐震化率 (%)
13,666 11,400 83.4

配水池容量 八橋配水場(8,400立方メートル)・知立浄水場(2,266立方メートル)・西町配水場(3,000立方メートル)

水道管の耐震化状況

知立市水道事業では、老朽化した配水管の取替えや新たに配水管を埋設する場合、平成17年度より耐震管にて配水管の埋設を進めています。また、耐震化の優先順位は、埋設年度の古い配水管から順に耐震化することを基本とし、耐震性の低い基幹管路、基幹管路から病院や広域避難所へ配水する重要度の高い配水管を優先に耐震化していくこととしています。

耐震管とは・・・管と管を繋ぐ継手部分に伸縮性や離脱を防止する機能を有しており、地震や地盤沈下などによる地盤変化に対処できる非常に耐震性の高い構造になっています。

 

 

令和4年度末における管路延長及び耐震化率
  管路延長 (メートル) 耐震管延長 (メートル) 耐震化率 (%)
全水道管路 301,960 71,688 23.7
基幹管路 13,094 3,779 28.9

全水道管路には、導水管、送水管及び配水管が含まれます。 基幹管路とは、水道事業にとって重要な管路で導水管、送水管及び配水管(知立市では口径350ミリメートル以上)のことをいいます。

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