直結給水ができます
直結給水とは
直結給水とは、受水槽を経由せず、直接蛇口まで給水する給水方式のことをいいます。知立市では、ビルなどの3階建て以上の建物において、直結給水ができます。この直結給水の方式として「直結増圧給水」があります。
配水管の形態や最小動水圧により直結増圧給水ができない場合があります。詳しくは水道課にご相談ください。
直結増圧給水方式
直結増圧給水とは、配水管から引き込んだ給水管に、増圧ポンプを設置し、圧力を増して直結給水する方式のこと
主な条件
- 3階建て以上10階建て程度までの建物(集合住宅)
- 親メーター口径は50ミリメートル以下とする
- 配水管最小動水圧は0.2メガパスカル以上とする
- 原則として、減圧式逆流防止器を増圧ポンプの吸込側に設置
病院、学校、ホテル、飲食店等で事故・災害等による断水の影響を大きく受ける用途のもの、クリーニング等の薬品を取扱い、逆流によって配水管が汚染されるおそれのある施設は受水槽方式とする。
直結給水のメリット・デメリット
メリット
- 受水槽を経由しないため、常に新鮮な水道水が供給できる
- 受水槽などのスペースが有効活用できる
- 受水槽などの清掃点検費用が不要になる
デメリット
- 停電や増圧ポンプの故障、災害時、配水管の断水時には建物全体が断水となる
- 配水管の水圧変動の影響を受けやすい
- 配水管の状況にもよるが、一時的に多量の水使用が困難な場合がある
- 増圧ポンプの維持管理が必要
直結給水をご検討の皆様へ
直結増圧給水を行うには、配水管の水圧測定が必要となります。水圧測定については、お問い合わせ頂いてから、24時間水圧を測定する手続きに入りますので、解析結果が出るまでに1~2週間程度お時間を頂きます。詳しくは水道課までお問い合わせください。また、工事費用についてのお問い合わせは下記のリンクより知立市指定給水装置工事事業者へお願いします。
更新日:2023年08月24日