国指定重要無形民俗文化財・ユネスコ無形文化遺産「知立山車文楽」
文楽(3人遣いの人形浄瑠璃芝居)は各地で上演していますが、山車の上で上演するのは知立だけです。
知立では江戸時代(1747年-「中町祭礼帳」)から始まっており、260年余の歴史があります。
現在では、山町・中新町・本町・宝町の4台の山車で「三番叟」「傾城阿波の鳴門」「壷坂観音霊験記」「神霊矢口の渡し」などを上演しています。
後継者の育成
各町内で保存、伝承されていますが、若い後継者を育てるために知立市立竜北中学校では文楽クラブがあり人形遣いの技術を習得しています。
また、小中学生を対象に義太夫教室も毎年開催されています。

文楽人形「鎌倉三代記」三浦之助・時姫(左)
「神霊矢口の渡し」 (山町)(右)

「傾城阿波の鳴門」 (中新町)(右)
「壷坂観音霊験記」 (本町)(左)
5月2日・3日に開催される知立まつりでは1年おきに本祭と間祭が行われ、本祭で見ることができます。
更新日:2023年08月23日