彫刻作品たちの紹介 ~その2~

そしてもう1つ。
「かばのモアモア」です。
そのユニークな姿は夢を食べるというバクを連想させますが、逆に自分の内にあるイメージを口から出そうとしているようにも見えます。

この日は他にも撮影されている方がいらっしゃいました。
その愛らしさがカメラマンの心を捉えたのでしょうね。
この作品も加藤壽作氏・壽一氏より寄贈されました。

2つの彫刻作品の間を通り、公園通に入ると、1匹の猫が静かに座っていました。
これは「記憶-猫-」という作品です。

凛とした表情で、真っ直ぐ一点を見つめる、その目は何を見ているのでしょう。
今は亡き主人を待つような一途さを感じます。
この猫は主人の「記憶」を辿っているのかもしれません。
更新日:2023年08月21日