野外彫刻プロムナード展2024作品紹介(第25回)
野外彫刻プロムナード展2024~パティオ池鯉鮒~
野外彫刻プロムナード展とは
野外彫刻プロムナード展とは、知立市文化会館パティオ池鯉鮒の進入道路(エントランスロード)両側の歩道に毎年6体ずつ彫刻を展示する企画です。
このプロムナード展は、知立ライオンズクラブのご協力を得て平成12年度から始まり、今年で25回目となりました。今年も、愛知県内3大学(愛知県立芸術大学、愛知教育大学、名古屋芸術大学)のみなさまに御協力いただき展示しています。大人も子どもも楽しめる作品たちが、多くの人に見てもらいたいと楽しみに待っています。
なお、展示作品については、展示期間終了後、制作者との相談により、作品を購入していただくことができます。また過去の展示作品でご購入を希望される方がございましたら、お気軽に都市計画課へご相談ください。
開催概要

会場
知立市文化会館 パティオ池鯉鮒 エントランスロード
会期
2024年9月14日~2025年9月12日
主催
野外彫刻プロムナード展振興運営委員会
共催
知立ライオンズクラブ
後援
知立市文化協会、知立市観光協会、知立市教育委員会、知立市
事務局
知立市役所都市計画課
2024展示作品の紹介
「ある時間、ある道」

制作者
五月女 かおる(Sotome Kaoru) 愛知県立芸術大学大学院 卒業生
制作者からのコメント
過去の物事はある時間、ある場所において確かに存在していました。現在の私たちがいる空間の中には、過去が見えない形に変化して無数に存在しているのではないかと感じます。透過性のある素材を用いて、一瞬の動きをレイヤー状に重ね合わせながら造形することで表しました。
「一角馬頭」
制作者
田村 朋也(Tamura Tomoya) 愛知教育大学 卒業生
制作者からのコメント
馬術部の馬を何度も見たり、触らせていただいたりして参考にし、リアルな馬の頭部を作りました。凛とした目元から、見ていて実際に生きているような仕上がりにできたと思います。迫力を感じられる作品を目指し、角の形や作品そのものの大きさ、堂々とした表情が出せるようにこだわりました。
「金曜日」
制作者
村松 ありさ(Muramatsu Arisa) 愛知教育大学 卒業生
制作者からのコメント
金曜日の夜、一番落ち着く時間をイメージしてポーズ選択しました。全身像をつくることは自分にとって大きな挑戦だったので、多くの人に実際にご覧いただけると嬉しいです。
「歪んだ壺、そして顔」

制作者
山口 巧(Yamaguchi Takumi) 名古屋芸術大学 大学院生
制作者からのコメント
大きな壺を気の向くままに作ると歪む。その歪んだ壺に歪んだ顔を作る。歪みの中の美しさを模索しています。歪みながらも上へと伸びていく力強さを感じていただけたらと思います。
「まよなかをさまよう」

制作者
下手 初姫(Shimote Hatsuki) 名古屋芸術大学 大学院生
制作者からのコメント
焼き物の土らしさもありながら柔らかい表現を意識して制作しています。
夜眠ることは不安なことから解放されつつも、深くて暗い海に沈むような怖さがあると感じています。そんな夜の姿について考え、穏やかに過ごすことが出来るようにと思い制作した作品です。
「思考回路2、3」※正式表記はローマ数字
制作者
石井 葵(Ishii Aoi) 愛知教育大学 卒業生
制作者からのコメント
「頭がパカっと開いてその人の世界や考えていることが見れたらおもしろいのに。」
そんなことを思って親友と家にいる猫をつくりました。彼女たちの表情と頭の中のギャップをお楽しみください。
野外彫刻プロムナード展設置場所、パンフレット
野外彫刻プロムナード展2024案内図
野外彫刻プロムナード展2024パンフレット (PDFファイル: 2.9MB)
- 知立市文化会館 パティオ池鯉鮒の場所は、下記のHPアドレスでご確認ください。
展示作品に関するお問い合わせは、知立市役所都市計画課都市企画係までお願いします。
電話0566-95-0129(直通)
芸術体験のできる街並みのご紹介
いままでに野外彫刻プロムナード展で展示された作品や新しく展示された作品が、丁凪公園、図書館と新地公園の間の散策路(公園通)、鳥居公園などに設置されています。
こちらの作品も制作者の皆さんが丹精こめて制作された作品であり、皆さんに愛され大切にしていただきたい作品です。
今回紹介しました「芸術体験のできる街並み」に関する詳しい内容は、知立市公式ホームページで紹介されています。こちらもぜひご覧下さい。
市内に展示されている野外彫刻作品の案内図
野外彫刻MAP(PDF:761KB) (PDFファイル: 761.0KB)
更新日:2024年10月22日