「何だかこれまでと様子が違う」「以前はこんなことはなかったのに…」など、お子さんのSOSサインに気づくには日ごろのコミュニケーションが大事です。早めにキャッチして、気になるときはお子さんの話をじっくり聞くようにしましょう。
・朝、起きられない。
・睡眠のリズムがくずれている。
・食欲がない、あるいは食べすぎる。
・急激にやせたり太ったりする。
・(特に朝)頭痛や腹痛を訴える。
・元気がない、顔色が悪い。
・学校に行きたがらない、行かない。
・無口になった、家族と話さなくなった。
・一人で部屋にこもりがちになった。
・イライラしている、ちょっとしたことで怒りっぽくなった。
日頃から子どもに関心を持ち、「何だか様子がおかしいな」と感じたら声をかけましょう。
「元気がないけど大丈夫?」「良かったら話を聞かせて」など声をかけ、子どもが悩みを打ち明けるきっかけをつくりましょう。
悩みを打ち明けられたら、これまでの苦労をねぎらい、安心して話せる雰囲気をつくりましょう。批判や否定、安易な激励などは孤立感や絶望感を増強させます。子どもの気持ちに寄り添いましょう。
本人の意思を尊重しながら、学校や医療機関などへ相談してください。これからも変わらず見守っていくことを伝え、安心感を与えましょう。
お子さんの相談窓口については下記をご覧ください。お子さんに「ここで相談できるよ」と情報提供してあげるのもよいでしょう。
一人で悩んでいませんか?~子ども・若者向け相談窓口のご案内~
保護者向けの相談窓口として、上記以外に、県や国の様々な悩みについての相談窓口があります。ぜひご活用ください。
こころの体温計は、気軽にこころの状態をセルフチェックできるシステムです。
個人情報は入力不要です。最近ちょっと疲れているな、と感じたら、こころの体温計でこころの健康状態を確認しましょう。