野外彫刻プロムナード展2013作品紹介(第14回)
第14回野外彫刻プロムナード展~パティオ池鯉鮒~
野外彫刻プロムナード展とは
野外彫刻プロムナード展とは、知立市文化会館パティオ池鯉鮒の進入道路(エントランスロード)両側の歩道に毎年6体ずつ彫刻を展示する企画です。
このプロムナード展は、知立ライオンズクラブのご協力を得て平成12年度から始まり、今年で14回目となりました。愛知教育大学彫刻研究室宇納一公(うのう かずひろ)教授の指導・協力を得て、野外彫刻プロムナード展振興運営委員が中心となって毎年作品を入れ替えて展示しています。大人も子どもも楽しめる作品たちが、多くの人に見てもらいたいと楽しみに待っています。
なお、展示作品については、展示期間終了後、制作者から購入していただくことができます。また過去の展示作品でご購入を希望される方がございましたら、お気軽に都市計画課へご相談ください。
開催概要

会場:知立市文化会館.パティオ池鯉鮒エントランスロード
会期:2013年9月29日~2014年9月29日
主催:野外彫刻プロムナード展振興運営委員会
後援:知立ライオンズクラブ、知立市文化協会、知立市教育委員会、知立市
協力:愛知教育大学彫刻研究室
事務局:知立市役所都市計画課
第14回展示作品の紹介
「日常―慈-甘―」

【制作者】佐野奈津美(SanoNatsumi)
【制作者からのコメント】
親子の熊を作りました。親子の間にある絆や愛情などを表情や仕草で表現しました。人間の表情と比べて見ていただけたらと思います。
「TAXIS」(走性)

【制作者】吉村祐太郎(YoshimuraYutaro)
【制作者からのコメント】
走性とは、生物が外的刺激を受けて反応する行動です。光源に向かう虫、流れに逆らい泳ぐ魚。これらは、生得的な行動だそうです。では、人間は?僕たちも刺激を受けて、見えない何かに引っ張られながら生きているのかなと感じます。
見えない明日に向かって登っているのかなと感じます。
「セクレタリアトと私」

【制作者】神谷瑞季(KamiyaMizuki)
【制作者からのコメント】
大学4年10月、映画セクレタリアトを観た。このときの私は、悩んで悩んで、誰にも会いたくなかった。セクレタリアトに出会い、映画で涙したことのない私の目から、たくさんの涙がこぼれた。セクレタリアトへの気持ちを言葉に表せない。未熟だが、こんなに強い表現意欲を初めて感じて作った。
「笑う〇〇」

【制作者】壺井杏里(TsuboiAnri )
【制作者からのコメント】
パティオ池鯉鮒前の水と田んぼのある景色の中に、じっと座り込む変ないきものを作りました。にんまり笑っていますが、本当は何を考えているのでしょうか。
「逃げたろう」

【制作者】山中竜太郎(YamanakaRyutaro)
【制作者からのコメント】
作品を作るときはいつも自分の顔をモデルにします。けわしい表情で、しわを寄らせ、顔を引きつらせながら作ります。
現在は20代を楽しく生きるため、フリーターをやっています。30過ぎたらわかりませんが、とても楽しく過ごしています。
「風を感じて」

【制作者】大塚友加里(OtsukaYukari)
【制作者からのコメント】
女の人が黄昏ているイメージで制作しました。女の人がもつ柔らかさや、ボリュームを意識しました。
野外彫刻プロムナード展設置場所、パンフレット配付場所
第14回野外彫刻プロムナード展案内図
第14回野外彫刻プロムナード展(PDF:576.9KB) (PDFファイル: 576.9KB)
- パンフレットは、知立市文化会館、リリオコンサートホール、市役所1階市民課、4階都市計画課などに置いてありますのでご自由にお持ちください。
- 知立市文化会館 パティオ池鯉鮒の場所は、下記のHPアドレスでご確認ください。
展示作品に関するお問い合わせは、知立市役所都市計画課都市企画係までお願いします。
電話0566-95-0129(内線411・412)
芸術体験のできる街並みのご紹介
いままでに野外彫刻プロムナード展で展示された作品や新しく展示された作品が、丁凪公園、図書館と新地公園の間の散策路(公園通)、鳥居公園などに設置されています。
こちらの作品も制作者の皆さんが丹精こめて制作された作品であり、皆さんに愛され大切にしていただきたい作品です。
今回紹介しました「芸術体験のできる街並み」に関する詳しい内容は、知立市公式ホームページで紹介されています。こちらもぜひご覧下さい。
更新日:2023年08月21日